XMLオーサリング

XMLオーサリング、構造化オーサリング、インテリジェントコンテンツオーサリング。この3つはすべて同じことを指しています。非構造化コンテンツを作成するワードプロセッサーやデスクトップパブリッシングアプリケーションとは異なるコンテンツの作成方法です。

コンテンツ自動化の基盤としてXMLオーサリングを採用する組織はますます増えており、これによってコスト削減、コンテンツの品質向上、制作期間の短縮、コンプライアンスの向上が達成されています。

ご存知でしたか?
XMLには、「メタデータ」と呼ばれる追加情報が見えない形で埋め込まれており、これによって他のアプリケーションはコンテンツを自動的に操作できるようになります。 これは、XMLがスマートコンテンツ、またはインテリジェントコンテンツと呼ばれることが多い理由の1つです。

XMLオーサリングを選ぶ理由

非構造化オーサリングはワードプロセッシングやデスクトップパブリッシングソフトウェアの基盤ですが、今日のビジネスの要求を満たすことはできません。 組織はビジネスに重要なコンテンツをより多く、少ないコストで制作し、より高い一貫性を実現し、それぞれの対象層や、印刷出力、Web、モバイルデバイスなどのチャンネルにより個別化する必要に迫られています。

従来のワードプロセッシングおよびデスクトップパブリッシングソフトウェアの問題点は、作成者がコンテンツのフォーマットを決めるために多くの貴重な時間を費やし、しかもそのプロセスがモバイル、Web、印刷などメディアの種類ごとに、デザインの段階で繰り返されることです。これは、印刷物、ウェブ、デジタルのメディアタイプごとに繰り返し行う必要のある、非常に手間のかかるプロセスです。さらに、情報の再利用は、コピーアンドペーストを意味します。重複したコンテンツが作成されてしまい、情報が使用されている限りは、それぞれをレビュー、翻訳、アップデートしなければなりません。このような非効率性から、手作業が多くなり、エラーの余地があまりにも多いため、コンテンツの正確性、利便性、外観の問題が発生します。

XMLオーサリングの機能

非構造化オーサリングの非効率性を解消するため、XMLオーサリングにはいくつかの非常に重要な機能があります。

コンテンツとフォーマットの分離:
(見出しをサブ見出しより大きくするなど)フォーマットを使用してドキュメント要素を区別するのではなく、ライターが目的を特定することによって区別します。たとえば、見出しは<title>とマーキングします。24 pt、Arial Boldのようにはしません。

コンテンツ自動化:
コンテンツ自動化により、適切なコンテンツを適切な顧客、パートナー、および従業員へ、適切な時期と場所で、デバイスに応じた形式で配信できるようになります。 これは、コンテンツのライフサイクルにおけるすべての段階を自動化することで行われるため、コンテンツのライフサイクルの最初に作成者が構造化コンテンツを作成することが不可欠です。

自動パブリッシング:
XMLドキュメントにはフォーマット情報が含まれていないので、パブリッシングシステムでは、自動のプロセスで個別にフォーマットを適用できます。たとえば、<title>のフォーマットを、印刷物の場合は24 pt. Arial Bold、携帯電話の場合は12 pt. Verdanaとします。これによって作成者とデザイナーは、フォーマット指定とデザインという、作業時間の3分の1から半分を占める手間のかかる作業から解放されます。

あらゆるチャンネルでのパブリッシング:
印刷物、Web、スマートフォン、タブレットなど複数の種類のメディアへ自動的に発行できます。この機能によって、高コストで、ミスが生じやすく、時間のかかるプロセスである手作業で追加するそれぞれのメディアタイプを、さまざまなグループが作成する必要がなくなります。

コンポーネントの再利用:
XMLによって、ライターはドキュメントを再利用可能なコンポーネントに分割できます。作成者は、コンテンツをコピーアンドペーストするのではなく、コンポーネントを指定することによってコンポーネントを再利用できます。元のコンポーネントが変更されると、そのコンポーネントを使用しているすべてのドキュメントは、自動的に、そのコンポーネントの最新バージョンの情報にアップデートされます。このため、情報の正確性や整合性が向上します。

パーソナライズ:
XMLではドキュメントをコンポーネント単位に分割できるので、それらのコンポーネントを自動的に組み立てるよう設定して、各対象層の要求に応じて個別化された出版物を制作し、顧客と従業員の満足度を高めることができます。

QuarkのXMLオーサリング

Quarkは、顧客の要件とオーサリングの好みに応じて、XMLオーサリング用の2種類のソフトウェアオプションを開発しています。 どのような場合も、QuarkのXMLオーサリングツールはコンテンツ自動化ソリューションの基盤となり、コンテンツプロセスの合理化、情報のより高い整合性、ビジネスの決算の向上を実現します。

Quark AuthorはWebベースのソフトウェアで、コンテンツ作成者が使い慣れたワードプロセッサと同様の環境でXMLコンテンツを作成でき、XMLは見えない部分で処理されるよう、特に構築されています。 この使いやすい環境により、作成者は再利用可能なスマートコンテンツコンポーネントを作成し、作成されたコンポーネントはQuark Publishing Platformで管理されます。

Quark XML Author for Microsoft Wordは、誰でもMicrosoft Wordを使用して構造化XMLコンテンツを作成できるようにするためのプラグインです。 Quark XML Authorは迅速に習得でき、簡単に操作できるよう設計されており、Word内で動作するため、組織全体に展開でき、すべての部門で、どのような種類のドキュメントでも、XMLによる飛躍的な効率化と改良を実現できます。