創造性豊かな表現のためには、それにふさわしいツールが必要です。また、プロフェッショナルレベルの成果物には、ディテールが重要です。QuarkXPress 10は、魅力的なグラフィックス、最高レベルの生産性向上機能、創造性を際立たせるデザインキャンバスを提供するために、全面的な設計変更が行われました。XPress Yourself - QuarkXPress 10なら、印刷物でもデジタルコンテンツでも、思い通りの表現が可能です

Features

新機能 Xenonグラフィックエンジン

臨場感あふれるデザイン

新しい最先端のXenonグラフィックエンジンがコンピュータの処理能力を最大限に引き出します。デザイン性に富んだPDF、Photoshop画像、TIFF画像のレンダリングによって、最適な解像度で最大限のパフォーマンスを提供します。


適応型解像度

デザイナーは、プレビュー解像度設定や画面の性能を気にする必要がなくなります。QuarkXPressの適応型解像度では、グラフィックは、必要な最高解像度で、画像のズーム、切抜き、配置に合わせてリアルタイムでレンダリングされます。テキストはテキストのまま、ベクトルファイルはベクトルファイルのままで、プレビューも低解像度ではありません。

最先端のテクノロジー

QuarkXPress 10のXenonグラフィックエンジンは、最新のプロセッサテクノロジを活用できるように基本から設計されています。ハードウェアの各コア内の、マルチスレッドに対応した専用ベクトルプロセッサである、SSE3およびAdvanced Vector Extensions(AVX)を利用することによって、最高レベルのグラフィック性能が保証されます。

驚きのグラフィック

QuarkXPress 10では、イメージファイルやベクトルファイルをネイティブで高度に認識できるため、美しいグラフィックを実現できます。パン&ズームで、リアルなグラフィックを体験できます。

デザイン性に富んだPDF

QuarkXPress 10では、レイアウト内に配置されたPDFのあらゆる要素をネイティブで認識します。要素とは、フォント、ベクトル、カラースペース、レイヤー、透明度、ブレンド、グラデーションです。このため、低解像度のPDFのプレビューを使用するのではなく、PDFはXenonオブジェクトモデルにダイナミックにマッピングされ、リアルタイムでレンダリングされます。テキストから放射状のブレンドまで、すべての要素が鮮明に表示されるだけでなく、出力も高速になります。

高度なイメージ制御

配置されたPhotoshopファイル、TIFFファイル*、PDFファイルに対するレイヤー、ブレンドモード、カラーチャンネル、クリッピングパスを、QuarkXPressだけで、新しい高度なイメージ制御パレットを使用して制御できます。


*現在、配置されたTIFFファイルではレイヤー管理はサポートされていませんのでご注意ください。

新機能 HiDPIおよびRetina®ディスプレイに対応

人間の目では識別できない画素密度

人間の目では個々の画素を識別できないような非常に高い画素密度で、QuarkXPress 10のあらゆる要素は、高解像度のRetinaディスプレイを最大限に活用できるように最適化されています。*Macのみ


最適化されたユーザーインターフェイス

非Retina

Retina


新機能 最新スタイルの、最適化されたユーザーインターフェイス

スピーディに効率よく作業

新しい全画面表示機能から、自動的に非表示になるドッキング自在なパレットまで、QuarkXPress 10は全面的に再設計されました。


次世代のパレット

インテリジェントなパレットやウィンドウがそれぞれの状況を認識できるため、調整に要する時間が短縮され、デザインの時間を増やすことができます。画面の端にパレットをドッキング、非表示の有効化、ドラッグアンドドロップ、ウィンドウへの吸着などが可能です。新しいショートカットキーによって、機能へのアクセスがさらにすばやくなります。また、パレットセット機能の強化によって、簡単に好みの設定を記憶させることができます。*Macのみ

最新型の開発環境

Mac向けのQuarkXPressは、ネイティブのCocoaアプリになりました。Finder、Dock、他のCocoaアプリケーションなど、オペレーティングシステムの他の機能と緊密に統合されたユーザーインターフェイスを備えています。ユーザーは、新しいOSの機能を活用できます。Mac OSの新しいリリースや機能にすばやく対応した、まったく新しい、未来志向型のアプリケーションを手に入れることができます。

よりハイコントラストなカラースキーム

よりハイコントラストなカラースキームがアプリケーション全体に採用されています。アイコン、アクションに対応した要素、ラジオボタン、チェックボックス、エントリボックスがバックグラウンドやパレットに対して目立つようになっています。また、ダイアログもデザインキャンバスと対照的な外観になります。

8000%ズーム

8000%ズーム

デザイナーにとって、細部の編集は重要です。このため、新しいQuarkXPressでは主要なレイアウトおよびフォトツールの中でも最大のズームオプションが提供され、デザイナーは画像を非常に正確な位置に配置する作業などを行えるようになりました。

ダイナミックガイド

ダイナミックガイド

手作業でガイドを作成し、レイアウトの要素の位置を調整するのは手間のかかる作業です。ダイナミックガイドは、アイテムの作成、移動、またはサイズ変更を行い、ページ上の他のアイテムとの間で位置を調整するときに自動的に表示されます。また、アイテムの幅と高さがページ上の他の要素と同じであるとき、または複数のアイテムが他のアイテムと同じ間隔にあるときにも表示され、要素の均等配置に役立ちます。

カスタムカラースキーマ

カスタムカラースキーマ

環境設定メニューで、ユーザーインターフェイスの独自のカラー設定を作成できるようになりました。*Macのみ

全画面表示を利用可能

ワンクリックで画面を最大表示にしてデザイン環境を拡大できます。複数の画面で作業する場合は、パレット用に1つの画面を使い、他の画面をレイアウト用に使用できます。作業用の領域を最大化するため、パレットをグループとしてドッキングし、自動非表示にできます。*Macのみ

ページナビゲータ

強化されたページナビゲータを使用すると、簡単に、ページのサムネールを検索して、選択したページに直接移動できます。新しいナビゲーション要素とコマンドキーによって、目的の場所へさらにすばやく移動できます。*Macのみ

メジャーパレット

メジャーパレットは、複数のパレットが集約された、QuarkXPressの最も重要なパレットになりました。メジャーパレットは、従来のショートカットキーなどの、変更ダイアログの機能に代わり、100種類を超えるレイアウト設定を微調整しながら、引き続きレイアウトにアクセスできます。


新機能 一貫した透明度のPDF


RIPを採用

平滑化を回避し、小サイズで、より動作の軽い、デバイスに依存しないPDFが作成されます。QuarkXPressオブジェクトでは、作成されたPDFを利用できます。また、ワークフロー全体にわたって透明度を維持できます。

PDFを高度に認識できるため、透明度の情報が最終的な出力まで保持できます。配置したPDFで、ネイティブのQuarkXPressオブジェクトを利用できます。平滑化する必要もありません。ブレンドモード、グループに対する透明度、1つのオブジェクトから他のオブジェクトへの合成方法など、透明度の関係が非常に複雑であっても管理できます。


新機能 QRコード作成機能

オンラインマーケティングとオフラインマーケティングの橋渡し

ベクター形式のクイックレスポンス(QR)コードを直接QuarkXPressで作成し、好みのスタイルやカラーにできます。URL、SMS、vCardなど、テキストQRコードにも対応しています。


タブレット端末やスマートフォン向けアプリ用コンテンツのデザイン

Think Beyond Ink™


App Studioは、iPad、iPhone、Androidなどのモバイルデバイス向けの最高レベルのアプリを作成できる先進的なクラウドベースのHTML5によるソリューションです。

QuarkXPressでは、App Studioと直接連携し、複数種類のデバイスや表示方向に対応したコンテンツをデザインできる効率的な環境を活用して、アプリコンテンツを自由に制御できます。デジタル雑誌やデジタル新聞、インタラクティブな電子書籍、カタログ、研究、財務報告書、デジタルパンフレットなどを作成できます。

HTML5のアニメーション

HTML5のアニメーション

QuarkXPressを使用して、要素が横から画面内へ進入する、フェードする、拡大するなどのHTML5のアニメーションを簡単に作成できます。これらのアニメーションをApp Studioで使用することで、アプリのコンテンツにインタラクティブなアニメーションを簡単に追加できます。

手順

  1. 無料のApp Studioアカウントを作成します。
  2. 新規App StudioレイアウトをQuarkXPressに追加し、サポートするすべてのデバイスサイズに対応させます。
  3. 画像、レイアウト、組版を用いて、アプリコンテンツをデザインします。
  4. HTML5パレットを使用し、スライドショー、オーディオ、ビデオ、ホットスポット、ポップアップなどの魅力的なインタラクティブ動作や、ボタン、スクロール領域、ズーム可能なイメージを追加します。
  5. App Studio Publishingパレットを使用してApp Studioクラウドにレイアウトをアップロードします。
  6. 無料でスタートし、出版の準備ができた時点で有料の出版プランにアップグレードします。
  7. オプションとして、アプリ内購入およびアプリ内購読の機能を使用してコンテンツを販売できます。

その他のリソース



アプリの社内配信または、Apple App StoreやGoogle Playなどのアプリストアへの配信には、対応するベンダーにデベロッパアカウントを登録する必要があります。App Studioで作成したアプリの配信については、選択したアプリストアへのアプリの申請および必要なすべての承認を含め、ユーザーのみが責任を負うものとします。


ePubおよびAmazon Kindleへの書き出し


QuarkXPressレイアウトを各種規格に準拠した電子書籍に変換

QuarkXPressRの電子書籍向けの書き出し機能を使用すると、QuarkXPressの印刷ファイルを、簡単にiPadR、SonyR Reader、NOOKRなどの主要な電子書籍デバイス向けの、適切な構造のリフロー可能な電子書籍に変換したり、Kindle向けとしてAmazonに送信したりできます。

リフロービューでテキストや画像をQuarkXPressのレイアウトから取り出し、テキストや画像のコンポーネントに変換できます。また、ePubの規格に対応しているAmazon Kindleの電子書籍リーダーやその他の電子書籍リーダーで同じ表示になるように、コンテンツの順序付けやタグ付けを行うことができます。



ePub Logo

ePubとは?

Electronic Publishing(電子パブリッシング)は、インターナショナルデジタルパブリッシングフォーラム(www.idpf.org)が策定した電子書籍やウェブパブリッシングのオープン規格です。2007年にOpen eBook形式の後継規格として導入されました。ePubドキュメントはXHTMLでマークアップされています。 出典: PCMag.com

動作紹介

  • リフロービューを使用してレイアウトでリフロー可能なテキストや画像の集版とプレビューができるほか、ePubやKindleへの書き出し専用のプロジェクトを新規で作成できます
  • リフローのタグ付けパレットで、電子書籍の各コンポーネントに対して、見出し、キャプション、本文などの表示内容を定義できます
  • 必要に応じて、オーディオ、ビデオ、ハイパーリンクによるリッチ化も可能です
  • オンラインブックストアに送信可能な、規格に準拠したePubやKindleファイルを書き出せます

特長

  • ボールド、イタリック、アンダーラインのような基本的なスタイルタグを適用できます
  • レイアウトからの切抜きや拡大縮小を使用して、電子書籍と互換性のある形式で自動的に画像が書き出されます
  • リフローアーティクルの画像の形式や解像度を、全体または画像単位で制御
  • 新しいePub 3規格を使用してオーディオ、ビデオ、ハイパーリンクを追加
  • ePubやKindle形式電子書籍専用の目次を設定
  • 出力スタイルを使用して、ePubやKindle形式電子書籍用の書き出し設定を保存
  • 東アジア言語向けePub形式電子書籍用に、デフォルトの組み方向やルビのフォーマットを指定

機能強化 Microsoft® Wordからのテキスト、画像、ハイパーリンクの取り込み

コンテンツをより効率的に統合

テキスト、ハイパーリンク、画像が含まれているMicrosoftR Wordドキュメントを直接QuarkXPressレイアウトに取り込めます。テキストフォーマットやスタイルシートも取り込めます。また、ハイパーリンクは、ハイパーリンクパレットに自動的に追加されます。


新機能 全エディションでCJK組版機能に対応

日本語、中国語(繁体字)、中国語(簡体中文)、韓国語レイアウトで精緻なコントロール

QuarkXPressRでは、レイアウトアーティストは、東アジアの組版ルールに従って、縦組み、ぶら下がり文字、約物の幅の処理、ルビ、フォントセット、文字グリッド、縦組み中の文字回転、インテリジェントなフォントマッピングなどを指定できます。

QuarkXPressは、東アジアの組版ルールを幅広くサポートしています。同じレイアウト内で縦組みと横組みのテキストを混在させることや、(頭字語など)一連の文字をグループ化して縦組みストーリーに適切に配置することができます。

以下が可能です

  • 全角約物が行頭、行中、行末のどこにあるか、また、他の約物と連続しているかなどに従って約物の幅を制御します。
  • ぶら下がり文字の既定義文字クラスとセットを使ってテキストをマージンで揃えたり、用途に合わせて独自のクラスやセットを設定したりすることができます。
  • 文字にルビを適用することだけでなく、言語によっては、システム辞書からルビ文字を自動的に読み込むことも可能です。

文字グリッドに関して、QuarkXPressは最高の機能を提供しています。ページごとに、あるいは同じページ上の各ボックスに対して、異なるグリッドを定義することができます。ベースラインの位置やセル揃えの正確な制御や、ガイドをトップライン、センターライン、ベースライン、または全セルに表示する指定が行えます。

QuarkXPressは、東アジア言語のフォントにも配慮しています。フォントが見つからない場合、フォントフォールバック機能により、代替のボックスではなく識別可能な文字が表示されます。また、ユーザー定義のフォントマッピングルールにより、UDA/VDA文字を使用するプロジェクトを適切に処理することができます。


新機能 バージョン10でのその他の機能強化

ディテールを重要視

マスターページのレイヤー、印刷プレビュー、不足フォントのハイライト表示は、一定の時間を短縮できる機能であり、デザインワークフローの改善が可能になります。

印刷プレビュー

印刷ダイアログの新しいサムネールページプレビューによって、印刷する前に出力設定が正しいことを確認できます。
 

全画面でのカラー表示

全画面表示を利用して、QuarkXPressでカラーを追加および編集できます。豊富な色彩を持つPantoneを複数のビューで表示して、デザインに最適なカラーを選択できます。

ブックとグループ作業

ブックとグループ作業

ブック機能が復活し、従来よりも強化されました。新たに再構築されたブック機能は、プロジェクトやレイアウトとシームレスに動作するため、ユーザーは1つまたは複数のレイアウトを指定して1つのブックに含められるようになりました。ブックは索引、目次、およびカラーやスタイルシートなど他のデザイン要素を同期でき、1つまたは複数のPDFへ書き出すことができます。この新しい柔軟な手法は、複数のページサイズを含む出版物を作成するためにも理想的な方法です。

変更履歴

QuarkXPressドキュメント内の変更点を追跡するための機能で、これにより執筆者、編集者、プロジェクトマネジャー、およびその他のユーザーは変更内容を確認できます。変更履歴機能を使用して、プロジェクトに挿入、削除されたテキストコンテンツを参照し、その変更を受け入れるか拒否するかを決定できます。

ノート

テキストコンテンツに警告やコメントを追加して、プロジェクトの実際のコンテンツに影響を与えることなく、プロジェクトにコメントを保存できます。QuarkXPressの中のノートは、デザイナーや検閲者がハードコピーに張り付ける付箋のように見えます。QuarkXPress プロジェクトからPDFを作成する時には、ノートをPDFのノートとして書き出せます。

IMEサポートの向上

候補リストから他の文字を簡単に選択できるので、ルビを再入力しなくても、入力したテキストを修正できます。テキストを日本語版、韓国語版、中国語版、サードパーティーのIMEに送信できます。

レイヤーの機能強化

レイヤーが、マスターページのレイヤーに対応し、デザインの不可欠な要素になりました。また、「コピー元のレイヤーにペースト」することも可能になりました。ターゲットレイアウトにレイヤーがない場合は、QuarkXPressで自動的にレイヤーが新規作成されます。この機能は、新しいパレットの環境設定を使用して有効化または無効化できます。

キーアイテムの配置

キーアイテムの配置によって、簡単にキーアイテムに対してオブジェクトを配置できます。最初にキーアイテムを選択すると、その他のアイテムがキーアイテムに対応します。

不足フォントのハイライト表示

レイアウト内で不足フォントが使用されているテキストを簡単に見つけられるようになりました。ハイライト表示のカラーを環境設定で変更することもできます。

その他

  • 画像として書き出し:
    ボックス、ページの一部、またはページ全体を静的なピクセルベースの画像(PNG、JPG)として簡単に書き出すことができます
  • OS Xのファイル拡張子がQuarkXPressファイルに追加されました
  • 図形を水平方向と垂直方向にフリップできます
  • オープンなベジエパスを簡単に結合、拡大、クローズできます
  • 作成後にスタイルシートを適用できます
  • 無制限のアンカーボックス

 

  • ポルトガル語版のハイフネーションとスペルチェックの改善に対応しました
  • レイアウトタブの並べ替えが可能です
  • 既存のオブジェクトからデフォルトのツール環境設定を指定できます
  • 字形パレットでUnicodeの値の表示を保持できます
  • App Studioの各トリムビューのペーストボードのカラーを設定できます
  • 優れた出力機能(PDF/X-4準拠)
  • その他多数